プラズマテレビ 売れ筋 ベスト10


液晶テレビとプラズマテレビ
テレビは、現在市販されているものは、液晶・プラズマといった薄型が主流で、国内メーカーの多くは従来のブラウン管テレビの製造を既に打ち切っています。  液晶、プラズマの主な違いは、以下にあげられるとおりです。  液晶テレビは、文字通り液晶パネル(LCD)を採用したテレビです。当初はポータブルの小型のみが出回っていましたが、最近では技術の向上により、大画面のものも販売されるようになりました。  プラズマテレビは、PDP(プラズマ・ディスプレイ・パネル)を採用したテレビで、こちらは大画面のものに適しています。当初は高価格だったため、業務用としての使用がメインでしたが、最近低価格化が進んだため、家庭用の大型テレビとしても需要が高まっています。 一時は30型までは液晶テレビ、40型以上はプラズマという住み分けもありましたが、技術の進歩とともに境界はなくなってきています。
画面サイズの選び方
古いタイプのブラウン管からの買い換えを検討している場合、サイズ(インチ数)を決定するのに注意が必要です。どういうことかというと、古いタイプのテレビと最新の薄型TVでは画面の縦横比が異なるのです。つまり、古いタイプのテレビの縦横比は4:3なのに対し、現在の薄型TVは16:9となっており、薄型TVのほうが横長になっています。この結果、ブラウン管と同じインチ数の薄型TVを購入すると、インチ数は同じなのに画面の高さが減少してしまうため、画面が小さくなったように感じてしまうのです。たとえば、28インチのブラウン管テレビを使用している場合、新しい薄型TVとして同じ28インチを選択すると、薄型テレビのほうが横長となるため、高さが減少してしまいます。この結果、同じインチ数なのに、画面が小さくなったと錯覚してしまいます。これを防ぐには、従来のTVよりも「+3インチ」程度のTVを選択する必要があります。つまりこの例の場合では、28+3=31インチ程度のテレビを選択することで、、やっと28インチブラン管と同じ程度の大きさを実感することができます。「大画面」になったと感じるには、「+7インチ以上」を目処にしたほうがいいでしょう。この例の場合、28+7=35インチ以上にして初めて大画面を感じることできます。
地上波デジタル放送
ハイビジョン(HDTV)画質の映像とCD並の音声を、0と1のデジタルデータで送信するデジタル放送で、アナログ放送のようなノイズやゴースト(二重映り)がない。 従来のアナログ放送(DVDを含む)の6倍の情報量の緻密な画像(単純計算)は、動く写真のよう。 16:9のワイド画面で走査線数1125本…HDTV(デジタルハイビジョン品質:有効走査線数は1080本)と走査線数525本…SDTV(アナログハイビジョン品質:有効走査線数は480本)の2つの品質の放送(番組による)が予定されている。 放送局からは、画像はMPEG2(DVDに採用された画像圧縮技術)・音声はMPEG2 AAC(Apple社iTunesの音楽配信で採用されて注目を浴びたMP3に代わる圧縮技術)でそれぞれ エンコード(データを圧縮すること)されたデータが送信され 、受信側(チューナー)でデコード(データの圧縮を解くこと)する。音声はドルビーデジタル5.1chに対応(番組による)。(既存の5.1ch対応のデジタルAVアンプに音声をデジタル出力する場合は、デジタルアンプ側がAAC方式に対応している必要がある 。) 番組表(EPG)や字幕、解説等のデータの受信がきるため、番組表を表示させて選局といったことや、お年寄りや障害を持つ方にもやさしい放送となる。 データ放送で、ニュースや天気予報、お料理のレシピ等をいつでも参照したり、電話回線やLAN(経由でインターネット)に接続すればクイズ番組への参加や、ショッピングなどといった双方向サービスが可能。
地上波デジタル放送を受信するには
・UHFアンテナの設置が必要(ケーブルテレビの場合は不要)。  (UHFのアンテナでも、13ch〜52chに対応していない場合は、対応したUHFアンテナに交換する必要がある。) ・地上デジタルテレビ放送用チューナー内蔵テレビ・ビデオ。 または、地上デジタルテレビ放送用チューナー(通常のテレビの場合、ハイビジョン画質ではなくなるが、今までのアナログテレビやビデオに接続して受信ができる)。 ・ハイビジョン対応のBSデジタルテレビがある場合は、地上デジタルテレビ放送用チューナーを、D3・D4端子やコンポーネント映像端子で接続することによりハイビジョン画質での放送を楽しめる。
B-CASカードとは
デジタル放送を楽しむのに必要なのが「B-CASカード」。このB-CASカードがないと、放送を受信することができない。 B-CASカードは、テレビやチューナーに差し込んでおくことで機能する。 B-CASカードを差し込むと、デジタル放送をコピワン(コピーワンス)と呼ばれる、コピー制御信号付での受信ができるようになる。これは、1度だけは録画が可能というもので、録画したものの複製(コピー・ダビング)はできないという仕組み。(放送局側で、送信する番組に対し何度でも複製可能や、1度の録画もだめなどの符号をつけることができる。) HDD録画つきのDVDレコーダーがある場合、HDDに録画したデジタル放送は、原則的にはDVD等他のメディアにコピーして保存することはできない。デジタルハイビジョン放送の品質が現行のDVD等よりも優れているため、著作権への配慮からだという。 D-VHSやHDDレコーダーなど、デジタル信号をそのまま保存できる機器の場合、コピー制御信号の種類によっては、ハイビジョン品質での録画はできるが、再生時にコピー制御信号による制御がかかり、ハイビジョン品質での再生ができないなどということもあるようだ。